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塩漬けになった株式の処理方法

株式投資をしていると、所有している株式が塩漬け状態になり、にっちもさっちもいかなくなる時があります。塩漬け状態になると、その株式に充てた資金が再利用できなくなるため、資金効率が悪化します。そのため、塩漬けは速やかに解消することが必要になります。

塩漬けの解消では以下の方法が採られます。
1.損切り
最も手っ取り早い方法は損切りで、今すぐにでも塩漬けを解消できます。強い決断の意識があれば、いつでも塩漬けの呪縛から逃れることができます。損失は確定することになりますが、現在以上の損失の拡大は防げます。価格が戻るかもしれないという、根拠のない期待を抱かないことが塩漬け解消の前提条件です。

2.損切り+新規買い
塩漬け株式の損切りを行うことで資金が減ることにはなりますが、その売却代金で新たに株式を購入します。それによって、新たな利益を生み出せる可能性を得られます。可能性の薄い損失の減少を待つのではなく、可能性のある利益の獲得を目指す方が有効ということです。ただし、新たな株式を購入しても、同じ轍を踏んでは何にもなりません。含み損がどのくらいになったら損切りをするのか、事前に自分なりのルールを設定しておくことが大事です。

3.貸株で運用
塩漬け株式を転用して利益を出す方法もあります。配当金や株主優待を受けられることでどうしても損切りしたくない場合は、貸株のサービスを利用して、少しずつでも利益を得るようにします。貸株サービスは保有している株式を証券会社に貸出すだけなので、損失の生じることがありません。

株式を貸出すと、0.1~1.0%の貸出金利を得られるため、寝かせているよりは有効です。なお、貸出すことで名義が証券会社に変わりますが、配当金や株主優待はそのまま得られるように証券会社が配慮してくれます。また、貸出している期間中でも自由に売却できるため、仮に株価が上昇した場合は売却することで損失を取り返すことができます。

4.信用取引の担保
株式投資やFX投資では、信用取引と言って実際に出資した金額より多い金額での売買ができます。その場合は、保証金としての担保を提供しなければなりませんが、保証金は金銭の代わりに株式を充当させることができます。そこで、塩漬け株式を信用取引の担保として預ければ、それが新たな利益を獲得するための原資になります。なお、担保として扱われるのは株式の評価額ではなく、評価額に一定の割合を掛けた金額になります。

株式の価格が上昇すれば、それだけ担保の価値が高くなり、多くの取引ができるようになります。ただし、価格が下落すれば、担保の価値が減少します。いずれにしても、塩漬けの状態にしている限り、何も生まれません。